メディカルダイエットを始めます(注射による肥満治療)
「体重を減らしたいけれど、膝や腰が痛くて運動が続かない」「食事制限だけでは限界を感じる」——そんなお悩みはありませんか?
当院ではこのたび、医師の管理下で行うウゴービ(GLP-1受容体作動薬:セマグルチド)を用いたメディカルダイエット(自費治療)を開始しました。
ウゴービは、体内のホルモン(GLP-1)と同じように働き、
食欲を抑える(満腹感が続きやすい)
食事量を自然に減らしやすい
といった作用が期待できる注射薬です。基本は週1回の自己注射で、体の反応を見ながら少量から段階的に増量していきます。
※効果や感じ方には個人差があります。薬だけでなく、生活習慣の見直しも大切です。
整形外科の現場では、体重が痛みや機能低下に直結するケースを日常的に経験します。特に、膝・股関節・足首・腰は体重負荷の影響を強く受けます。
歩くとき、膝には体重の約3倍、階段の上り下りでは約5倍の負荷がかかると言われています。
例えば、体重が3kg増えるだけで、階段を使うたびに膝には15kg分の追加ダメージが蓄積されていくのです。
これが長年続くと、軟骨がすり減る「変形性膝関節症」などの原因となります
膝の痛み・変形性膝関節症の負担軽減
腰痛の負担軽減(立つ・歩く・寝返りが楽に)
運動療法やリハビリがやりやすくなる(痛みが強いと継続が難しいため)
転倒リスクの低下につながる可能性(動ける時間が増えると筋力維持にも有利)
手術や注射治療を検討している方では、体重コントロールが治療成績に関わることもあります
「痩せるために運動」だけではなく、痛みを改善して動ける身体に戻すための減量という視点が、整形外科ではとても重要です。
ウゴービは万能薬ではありません。安全に使うため、次の点を理解しておくことが大切です。
自費治療のため、費用負担があります(用量・期間で変動します)
副作用:吐き気、胃もたれ、便秘、下痢などの消化器症状が比較的多い(増量時に出やすい)
体質や持病によっては使用できない場合があります
薬をやめた後にリバウンドが起こることもあるため、生活習慣の土台づくりが重要です
妊娠中・授乳中の方、重い消化器症状がある方、膵炎の既往、特定の内分泌疾患など、慎重な判断が必要な場合があります。
当院では、問診・診察を通じて適応の確認を行い、無理のないペースで進めます。
当院は整形外科として、単に体重だけを追うのではなく、
「痛みを減らし、動ける身体を取り戻す」ことをゴールに置いています。
必要に応じて、運動療法・生活指導・リハビリの視点も組み合わせ、続けやすい方法を一緒に考えます。
「痩せなきゃいけないのは分かっているけれど、膝が痛くて運動もできない……」
そんなジレンマを抱えている方にこそ、医療の力を借りるという選択肢を知っていただきたいのです。
体重が軽くなれば、行きたかった旅行や趣味のスポーツ、お孫さんとの散歩がもっとずっと楽に、楽しくなります。
ウゴービによるメディカルダイエットの詳細や、ご自身の適応については、まずは診察室にてお気軽にご相談ください。
あなたの10年後、20年後の歩ける体作りを、私たちが全力でサポートいたします。
「一歩踏み出すその痛みを、一緒に解決していきましょう。」
「自分は対象になる?」「副作用が心配」「費用感を知りたい」「膝や腰の痛みも一緒に相談したい」
そんな方は、まずは一度ご受診ください。体格・既往・生活背景をふまえて、安全性と現実的なプランを一緒に組み立てます。
※ウゴービは医師の管理下で適切に使用することが重要です。気になる症状がある方、他院治療中の方も遠慮なくご相談ください。