交通事故後、数日たって首が痛くなるのはなぜ?

交通事故後、数日たって首が痛くなるのはなぜ?むちうちの特徴と受診の目安

(有田町・伊万里・武雄・波佐見・佐世保周辺)

 

交通事故の直後は「大丈夫そう」と感じていたのに、数日たってから首が痛くなってきた。こうした相談は、佐賀県西松浦郡有田町だけでなく、近隣の伊万里市・武雄市・嬉野市、そして県境を越えた長崎県東彼杵郡波佐見町・佐世保市など、車移動が多い地域では特に珍しくありません。事故の当日は気が張っていて痛みを感じにくかったり、体の炎症が時間差で強まったりすることで、症状が遅れて出ることがあります。

いわゆる「むちうち(外傷性頚部症候群、頚椎捻挫)」で起こりやすい症状、遅れて痛む理由、受診の目安、そして回復を早めるためのリハビリの考え方をわかりやすく解説します。

有田町周辺で交通事故後の首の痛みや頭痛、しびれでお困りの方はぜひ参考にしてください。


事故後に痛みが遅れて出るのは「よくあること」です

結論から言うと、交通事故後に首の痛みが遅れて出るのは珍しくありません。
痛みが遅れる主な理由ですが

① 事故直後は興奮・緊張で痛みを感じにくい

事故直後は交感神経が優位になり、いわば“非常事態モード”になります。アドレナリンの影響で痛みが一時的にマスクされ、その場では平気でも、帰宅後や翌日以降に痛みを自覚することがあります。

② 炎症が時間差で強まる

衝撃で首周りの筋肉・靭帯・関節包などの軟部組織が傷つくと、体は修復のために炎症反応を起こします。炎症は「当日よりも翌日〜数日後にピークになりやすい」ため、2〜3日たってから痛み・こわばりが増えることがあります。

③ “小さな損傷”が積み重なって症状になる

事故の衝撃は一瞬でも、首には前後・回旋など複雑な力がかかります。画像検査では骨に異常がなくても、筋肉の緊張や関節の動きの悪さが残り、日常生活で首を動かすうちに症状がはっきりしてくることがあります


むちうち(外傷性頚部症候群)で多い症状

むちうちは「首が痛い」だけではありません。以下のような症状が組み合わさることがあります。

  • 首の痛み、重だるさ、動かしにくさ

  • 肩こりの悪化、肩甲骨周りの張り

  • 頭痛(特に後頭部〜側頭部)

  • めまい、ふらつき、吐き気

  • しびれ(腕・手)

  • 集中しづらい、疲れやすい

  • 寝つきが悪い、眠りが浅い

「首だけの問題」に見えても、筋肉の緊張や自律神経の乱れが絡むと、頭痛やめまいなどが出ることもあります。家事・育児・仕事を休めない方ほど、我慢して長引かせてしまうケースがあるため注意が必要です。


受診を急いだ方がいいサイン(要注意)

次のような症状がある場合は、早めに整形外科で評価を受けてください。

  • 手や腕の強いしびれ、力が入りにくい

  • 歩きにくい、ふらつく、細かい動きがしづらい

  • 安静でも強い痛みが続く、痛みがどんどん増える

  • 吐き気・めまいが強い、意識がぼんやりする

  • 頭を打った可能性がある、強い頭痛がある

  • 首を動かすと電気が走るような痛みがある

事故の状況や症状に応じて、レントゲンだけでなく必要な検査を検討します。「骨は大丈夫そう」と言われた後でも、症状が強い場合は遠慮なく相談してください。


「痛いのに画像では異常なし」でも治療は必要です

交通事故による首の痛みの多くは、骨折のような“目に見える異常”ではなく、筋肉・靭帯などの軟部組織のダメージが主体です。そのため、レントゲンで異常がなくても、痛みや動きの制限があるなら治療の対象になります。

大切なのは、
痛みを我慢して生活を続ける → 筋肉がさらに固まる → 動きが悪化 → 痛みが慢性化
という悪循環に入らないことです。特に車移動が多い地域では、運転で首が固定されやすく、悪循環に入ると長引きやすい傾向があります。


自宅でやって良いこと/避けたいこと(初期対応)

やって良いこと

  • 無理のない範囲で首・肩を温める(痛みが強い急性期は冷却が合う場合もあります)

  • 長時間同じ姿勢を避け、こまめに姿勢を変える

  • 睡眠をしっかり取り、回復の土台を作る

  • 痛みが強い動作を避けつつ、可能な範囲で軽く動かす(完全固定しすぎない)

避けたいこと

  • 「早く治したい」からといって急に強いストレッチをする

  • 首をボキボキ鳴らす、強いマッサージを受ける

  • 痛みを我慢して長距離運転・長時間デスクワークを続ける

  • 自己判断で通院をやめる(症状がぶり返しやすくなります)

伊万里〜佐世保間のように運転時間が長い方は、運転中の姿勢(シート位置、顎が前に出ない姿勢)も重要になります。初期は“動かさない方がよい”と誤解されがちですが、むちうちは状態に応じた「適切な回復の動かし方」が大切です。ここでリハビリが大きく役立ちます。


むちうち回復のカギは「リハビリで首を正しく戻す」ことです

むちうちは、痛みが落ち着くまで待つだけでは、首・肩の筋肉が固まったままになり、違和感や頭痛が長引くことがあります。整形外科でのリハビリでは、状態に合わせて次のようなことを行います。

  • 首・肩甲帯の可動域の回復(動きの左右差を整える)

  • 深層筋(インナーマッスル)のストレッチ

  • 姿勢・デスクワーク・運転時の負担軽減指導

  • 痛みが出にくい動作の練習(生活動作トレーニング)

  • 必要に応じて物理療法(温熱など)を併用

ポイントは、痛みの原因が「組織の損傷+筋緊張+動きのクセ」といった複合要因になりやすいことです。医師の診断と、リハビリによる機能回復をセットで進めることで、回復を早め、再発や慢性化を防ぎやすくなります。
有田町だけでなく、波佐見町・伊万里市・佐世保市などから通院される方も、症状と生活背景(運転距離、仕事、家事)に合わせて計画を立てることが大切です。


交通事故後の受診は「早め」が安心です

交通事故後は、症状が軽くても早めに受診しておくと安心です。

1つ目は、必要な検査・診断を受けて安全を確認できること。
2つ目は、リハビリを含めた適切な治療計画を早期に立てられることです。

そして事故から受診までに時間がかかりすぎると。、症状と交通事故との因果関係が認められないことがあります。

また、事故後の痛みは日によって波があり、「今日は大丈夫」でも翌日に悪化することがあります。違和感の段階で相談していただくほうが、結果的に短い期間で落ち着くケースも多いです。


よくある質問

Q. 痛みが軽いので様子見でもいいですか?

軽くても、数日たってから悪化することがあります。まずは評価を受け、必要に応じて早めにリハビリを開始する方が安心です。

Q. どれくらい通院が必要ですか?

症状の程度や生活状況によって個人差があります。一般的には「痛みのコントロール」だけでなく「動きの回復」まで含めて考えることが大切です。

Q. 首だけでなく頭痛やめまいもあります

むちうちでは起こり得ます。ただし別の原因が隠れている場合もあるため、早めに医師へ相談してください。


数日後の首の痛みは放置せず、早めに相談を(有田町周辺)

交通事故後に数日たってから首が痛くなるのは、緊張で痛みを感じにくかったり、炎症が遅れて強まったりするためで、決して珍しいことではありません。
大切なのは、痛みが長引く悪循環に入る前に、整形外科で状態を評価し、必要に応じてリハビリで首・肩の機能を正しく回復させることです。

佐賀県西松浦郡有田町および周辺の伊万里市・武雄市・嬉野市、長崎県の波佐見町・佐世保市などで、事故後の首の痛み、肩こり、頭痛、しびれ、めまいでお困りの方は、我慢せずに一度ご相談ください。症状に合わせた診察とリハビリで、早期回復と再発予防を一緒に目指しましょう。

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