漢方

漢方01

漢方は、古来中国から日本へと伝わりました。

その後日本で独自の発展を遂げてきた医学で、虚証・実証や、気・血・水といった概念があり、西洋医学では改善しない症状にも効果的であることがあります。

例えば、腰痛や首、肩の痛み、痺れなどの症状があっても、検査上は大きな問題はなく、痛み止めだけ出されたがなかなか改善せず、様々な医療機関を受診したり、一般的な西洋薬の痛み止めをたくさん服用して薬の副作用が出てお困りの患者さんがいらっしゃいます。

漢方02

患者さんが肉体的、精神的にどういう状態なのかを全体的な印象や患者さんの声、お腹や脈の所見、舌の状態などを参考にして、虚証・実証に応じて気・血・水の異常を改善するべく、様々な種類の薬剤から選択をしていきます。

漢方は効果があるまですごく時間がかかる印象があるかもしれませんが、まずは1〜2週間内服していただき、その処方薬で全く効果がなければ他の漢方薬を追加したり変更していきます。 患者さんの証に合う漢方を探していきますのでオーダーメイド治療ともいえます。

~漢方治療の対象となる整形外科領域の症状~

チェックマーク 足のつり

チェックマーク 腰痛

チェックマーク 肩こり

チェックマーク 首痛

チェックマーク 関節痛

チェックマーク 手足のしびれ

チェックマーク 帯状疱疹後の神経痛

チェックマーク 坐骨神経痛

チェックマーク 五十肩

チェックマーク 交通事故後のむち打ち

チェックマーク 手足の痛み

チェックマーク 変形性膝関節症

チェックマーク 術後の痛み

チェックマーク 打撲

チェックマーク 捻挫

チェックマーク 関節リウマチ

チェックマーク 筋肉痛

チェックマーク 不眠

漢方03

漢方は上記の症状に効果的であることがあります。
当院で処方する漢方薬は、健康保険が適用(1割~3割負担)されるものを使用しています。

また当院では漢方薬のみにこだわる訳ではなく、西洋薬と漢方薬を併せての処方や西洋薬のみでの治療することもよくあります。 患者さんの症状を改善するために最善と思われる治療を提案させていただいております。もちろん手術の必要があれば適切な医療機関への紹介を行っております。

患者さんの診療にあたっては漢方の使用も念頭に問診や診察を行い、漢方による治療が望ましいと判断したら患者さんと相談しながら治療を決定しております。

漢方も副作用が全くないわけではなく、下痢や胃腸障害、湿疹、間質性肺炎、肝機能障害、高血圧、低カリウム血症等の副作用が出る場合もありますので、こまめに様子をみさせていただきながら、内服していただく必要があります。 時には血液検査を行うなどしてチェックすることもあります。

下記のような症状でお困りの方へ

●西洋薬の治療を行ってもなかなか改善しないような痛み

●腎機能障害などの副作用

●ご高齢の方で西洋薬の痛み止めが使用しにくい方

●冷えや気の異常がからむ痛みや症状でお困りの方

●一般的な検査などで異常がないと言われたが、病名がつかないような症状がある

●当院では一つの治療オプションとして、漢方による治療も提案させていただておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

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